きれいな青空

数学の成績が上がる勉強法は?数学の正しい勉強方法を実践すれば成績は確実に上がります

まず最初に伝えておきますが、数学には楽して簡単に成績が上がるような魔法の方法はありません 地道に泥臭く何度も繰り返し問題を解き進めることが成績アップへの最短ルートです 目次1 問題集は最低3周、繰り返し解く2 問題は1問解くごとに答え合わせをしよう3 問題を解き終えたらA〜Dの判定をテキストの問題番号の横に書き込む4 1周目と2周目は普通に全て解く5 3周目は1周目と2周目で書き込んだ判定を利用して解く6 4周目以降は間違えた問題を間違えなくなるまで解く7 数学はひらめきではなく経験とパターンの理解で解く8 数学の解き方は料理と同じ9 正解した問題も必ず解説を読もう 問題集は最低3周、繰り返し解く 解法を教えてもらった瞬間に問題が完璧に解けるような能力の持ち主ならば、きっとこの話は読んでいないでしょう スポーツをしていて「ルールを知っている」と「上手くプレイできる」が...

尼崎双星高校

目次1 尼崎双星高校・学校の特徴2 内申点の目安3 所在地・通学手段4 学科の紹介4.1 普通科4.2 普通科・音楽類型(特色選抜)4.3 商業学4.4 ものづくり機械科​4.5 電気情報科​5 大学進学実績 尼崎双星高校・学校の特徴 普通科以外にも「商業学科」「ものづくり機械科」「電気情報科」がありますまた、特色選抜の類型は「音楽類型」です 中学の成績が中~下の上程度の人が多く進学しています目に余るほど素行の悪い生徒はいません「元気で活発」という表現に収まる範囲内です(※主観です) ※尼崎市外在住の方は「尼崎の学校は素行が悪い生徒が多い」というイメージがあるかも知れませんしかし、実際には「目に余るほど素行が悪く、できる限り関わりたくない」と思うほどの生徒は最底辺レベルの私学または尼崎市外にある定員割れをしている学力の低い公立高校に進学しています 普通に通学しているだ...
数と式

よく出題される少し複雑な因数分解・その①\begin{align}(a+b)(b+c)(c+a)+abc\end{align}

問題集やテスト、模試、入試…と因数分解は様々な場面で出題されます 今回は非常によく出題される、少し複雑な因数分解の問題を3問、説明していきます 説明に使用する例題は以下の3問です よく出題される少し複雑な因数分解・3問\begin{align}&①(a+b)(b+c)(c+a)+abc\\&②a^2(b−c)+b^2(c−a)+c^2(a−c)\\&③(x+1)(x−1)(x−3)(x−5)+12\end{align} 今回は上記3つの問題のうち、①を解説します 目次1 よく出題される少し複雑な因数分解\begin{align}①(a+b)(b+c)(c+a)+abc\end{align}2 まずは\(a\)に着目し展開、同類項をまとめる3 さらに同類項をまとめよう4 因数分解をする5 解き方全手順 よく出題される少し複雑な因数分解\begin...
数と式

\((x−1)(x−3)(x−5)(x−7)+15\)のような多項式の積が多く含まれている問題を因数分解する方法

\((x−1)(x−3)(x−5)(x−7)+15\)のように、多項式の積(カッコがたくさん連なっている形)が多く含まれている問題の因数分解はどのようにすればよいのてしょうか? 目次1 \((x−1)(x−3)(x−5)(x−7)+15\)の因数分解2 かけ算する順序や組み合わせを工夫して展開しよう3 共通する部分を文字に置き換えて因数分解しよう4 注意!\((x^2−8x+10)(x^2−8x+12)\)で終わると間違いとなります5 その他・色々な因数分解 \((x−1)(x−3)(x−5)(x−7)+15\)の因数分解 このような問題は、中学時代に、「展開して同類項をまとめてから因数分解する」と習いました しかし、高校で出題される\((x−1)(x−3)(x−5)(x−7)+15\)のような問題は、中学校で学習したように「展開して同類項をまとめてから因数分解」をし...
式と証明

恒等式の定数を求めるとき、「比較係数法」と「数値代入法」のどちらを使うべき?

目次1 「比較係数法」か「数値代入法」か2 「比較係数法」を使うほうが少しだけお勧め3 比較係数法がおすすめの理由その14 比較係数法がおすすめの理由その2 「比較係数法」か「数値代入法」か 恒等式の定数の値を求める方法は2つあります ひとつは、両辺の同じ次数の項の係数を比較して求める方法(比較係数法)、もうひとつは、適当な数値を代入して求める方法(数値代入法)です では、「比較係数法」で解くのか「数値代入法」で解くのか、の判断はどうやってするのでしょうか? 実は、恒等式の定数を求める問題は、一部の例外を除き、原則としてどちらの方法を使っても必ず答えが求められます 実際、問題集の解答解説には、「別解」として「比較係数法」と「数値代入法」の両方を記載しているものも存在します したがって、どちらを使うか見分ける必要はありません どちらの方法を使うかは、自分の好みで決めてか...
整数の性質

1次不定方程式の整数解をすべて求める問題で模範解答と答えが違う―実は正解は無限にあります―

「1次不定方程式の整数解を全て求めよ」という問題で模範解答と自分の答えが違う、という時がありますね 中には解き方の手順は合っているのに、毎回違う答えになるという人もいるでしょう 今回は、1次不定方程式の解の正解・不正解について説明していきます 目次1 1次不定方程式の整数解の表し方は無限にある2 1次不定方程式の整数解の表し方が無限にある理由3 自分が書いた答えが正解か不正解かを判別する方法4 問題に書かれている等式が成立すれば正解 1次不定方程式の整数解の表し方は無限にある 実は「1次不定方程式の整数解を全て求めよ」という問題の模範解答は、たくさんある答えの中の1つを代表例として記載しています そのため、問題に書かれている等式が成立する解ならば、模範解答と違う数字であっても正解としてかまいません 例えば、「\(9x+5y=1\)の整数解を全て求めよ」ならば、\(x=...
場合の数と確率

組み分の問題・8人を「2人ずつA,B,C,Dの4組にわける」と「2人ずつ4組にわける」はどう違うの?

ただ同じ人数ずつ複数グループに分ける問題と、同じ人数ずつ複数グループにわけ、さらにグループ名がついている問題、これらは「組み分け」でよく出題される問題ですね この2つは全然違う分け方なのですが、学習初心者はどう違うのか理解しにくいかもしれません 今回は、8人を「2人ずつA,B,C,Dの4組にわける」と「2人ずつ4組にわける」を例題として、2つの違いを説明していきます 目次1 「2人ずつA,B,C,Dの4組にわける」と「2人ずつ4組にわける」の違い2 A,B,C,Dの違いってそんなに大事?3 「8人を2人ずつA,B,C,Dの4組にわける」問題の計算方法4 「8人を2人ずつ4組にわける」問題の計算方法5 \(4!\)で割る理由 「2人ずつA,B,C,Dの4組にわける」と「2人ずつ4組にわける」の違い 初心者にはわかりづらいかもしれませんが、「2人ずつA,B,C,Dの4組に...
整数の性質

最小公倍数と最大公約数の求め方、約数の個数の求め方

中学生や高校1年生のときに学習した最小公倍数と最大公約数の求め方…滅多に使わないので忘れてしまったという人向けの思い出し&確認用です 思い出し&確認用なので、求め方のみ記載し、理由などは全て省略しています 最小公倍数と最大公約数の求め方と約数の個数の求め方、おまけとして最後に約数の和の求め方も書いておきます 目次1 最小公倍数の求め方1.1 60と126の最小公倍数を求めてみよう1.2 めんどくさい人はこちらだけ確認!最小公倍数を求める計算過程を最初から最後まで通しで書きます2 最大公約数の求め方2.1 60と126の最大公約数を求めてみよう2.2 めんどくさい人はこちらだけ確認!最小公倍数を求める計算過程を最初から最後まで通しで書きます3 約数の個数の求め方3.1 \(324\)の約数の個数を求めてみよう4 約数の和の求め方4.1 \(360\)の約...
指数関数・対数関数

対数\(log\)の計算\((log_29+log_83)(log_32+log_94)\)の計算方法

目次1 一番最初にした方が良いこと2 底を変換する3 底を変換したあとは係数を通分してたし算4 あとはかけ算するだけ5 計算過程を最初から最後まで通しで書きます6 先に式を展開しても答えは求められる 一番最初にした方が良いこと 結論から先に言うと、\((log_29+log_83)(log_32+log_94)\)のような問題は、まず底を変換してそろえることから始めると楽に計算ができます 実際には、数学の計算方法として正しいことをしていれば、いつ何をしても正解に辿り着くので、一番最初にすることについては特に決まりがありません これは、分数のかけ算で約分を先にしても最後にしても必ず同じ答えになることと同じ理論です つまり、最初に「乗法公式を使って展開」しても「底を変換して」も同じ答えになるし、「最初に底を変換」したあとに「通分して足し算」しても「乗法公式を使って展開」し...
指数関数・対数関数

対数関数の最大・最小で底\(a\)が1より小さい(\(0<a<1)\)ときの答えの求め方―\(y=\log_{\frac{1}{3}}x+\log_{\frac{1}{3}}(6-x)\)の最小値はどうやって求める?―

対数関数の最大・最小を求める問題もテストによく出題されますね ほとんどの問題は底が1より大きく、真数の部分が2次式になっているので、平方完成して頂点を求めれば、最大値または最小値が求められます では底が1より小さいときの最大値・最小値はどうなるのでしょうか? 目次1 底が1より小さい場合の最小値・最小値2 底が1より小さい場合、最大・最小が逆になる理由3 \(y=\log_{\frac{1}{3}}x+\log_{\frac{1}{3}}(6-x)\)の最小値はどうやって求める?4 対数関数の最大値・最小値のその他の問題 底が1より小さい場合の最小値・最小値 結論から先に述べると、底が1より小さい場合は、真数が最大のとき\(y\)の値が最小となり、真数が最小のとき\(y\)の値が最大となります 底が1より大きい場合は、真数が最大のとき\(y\)の値が最大、真数が最小の...
場合の数と確率

先に4勝した方が優勝となる確率―日本シリーズ―

プロ野球の日本シリーズでは先に4勝したチームが優勝です 実は、先に4勝したら優勝とただ4勝したら優勝では、同じ4勝して優勝でも、確率の求め方が変わります その理由は、ただ4勝したら優勝の場合、最終戦で負けても4勝していれば優勝できるのに対し、先に4勝したら優勝の場合は、最終戦は必ず勝ちとなるからです 目次1 4勝した方が優勝となる場合の確率1.1 問題AチームとBチームが6試合を行い、Aが4勝2敗となる確率を求めよただし、Aが勝つ確率は常に\(\frac{2}{3}\)、Bが勝つ確率は常に\(\frac{1}{3}\)とし、引き分けはないとする2 先に4勝した方が優勝とするときの確率2.1 問題先に4勝した方が優勝とするAチームとBチームが試合を行い、Aが4勝2敗で優勝する確率を求めよただし、Aが勝つ確率は常に\(\frac{2}{3}\)、Bが勝つ確率は常に\(\f...